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2012年8月26日

公益社団法人日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部第3回学術シンポジウム開催

「リスクマネージメントから再考するインプラント治療」をテーマに

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 さる8月26日(日)、ベルサール飯田橋ファースト(東京都)にて「公益社団法人 日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部 第3回学術シンポジウム」(簗瀬武史支部長、小田 茂大会長)が「リスクマネージメントから再考するインプラント治療」をメインテーマに、500名以上の参加者を集めて盛大に開催された。

 午前は「診査・診断の重要性を省みる」をテーマに、廣安一彦氏(日歯大新潟病院)が「インプラント治療のリスクについて」、竹島明道氏(東京都開業)が「全身状態に関連するリスクの実際」、樋口大輔氏(昭和大歯学部)が「予後、メンテナンスから考える上部構造の選択」、伊藤太一氏(東歯大)が「歯周病患者におけるインプラント治療の予後」と題した講演を行った。

 午後は「骨補填材を考える」をテーマに、上野大輔氏(鶴見大歯学部)が「骨補填材の基礎知識」、片岡 有氏(昭和大歯学部)が「骨補填材の材料学」、八木原淳史氏(茨城県開業)が「臨床家が骨補填材を考えてみる」、豊田寿久氏(栃木県開業)が「骨補填材の臨床応用"経過と組織像"」、小林裕史氏(医歯大)が「骨補填材料と薬事承認」と題した講演を行った。

 昨今とくに関心の高い2つのテーマについて内容の濃い講演がなされたことに加え、質疑応答においては聴講者も交えた活発な議論が交わされるなど、終始熱気に満ちたシンポジウムとなった。