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2012年10月8日

日技、「入れ歯の日公開講座」を開催

特別講演に脳科学者の茂木健一郎氏を招聘

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 さる10月8日(月)、アルカディア市ヶ谷(東京都)において、「2012年入れ歯の日・市民公開講座」(公益社団法人日本歯科技工士会主催、以下、日技、古橋博美会長)が開催された。10月8日は日技が2005年に「入れ歯感謝デー」と定めており、本公開講座は本年4月に公益社団法人への移行を機に国民へ歯科技工技術の周知と口腔保健に対する意識の増進を図ることを目的として開催されたもの。

 会場ではまず、歯科技工士にとって技術の基本といえる歯型彫刻のデモンストレーションが「第13回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』」の受賞者より披露された。引き続き、古橋博美会長の挨拶のほか、来賓として溝渕健一氏(日本歯科医師会常務理事)、金澤紀子氏(公益社団法人日本歯科衛生士会会長)が祝辞を述べた。その後、木下勝喜氏(神奈川県歯科技工士会常務理事)より震災ボランティア報告が行われた。

 特別講演では脳科学者として著名な茂木健一郎氏が「挑戦する脳」と題して登壇。茂木氏は、脳に関する話題についてユーモアを交えながらわかりやすく述べ、会場の参加者らを魅了した。また、食べることに関する脳と体への栄養や噛むことの重要性について触れ、歯科技工士という職業を国民に積極的にアピールすべきとの意見も出された。