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2008年6月4日

「第65回学童歯みがき大会」

約2,400名の参加者を集めて盛大に開催される

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 さる6月4日(水)、国技館にて、「第65回学童歯みがき大会」(財団法人東京都学校保健会、財団法人ライオン歯科衛生研究所、ライオン株式会社主催)が、「めざせ!元気なお口!元気なカラダ!」をテーマに盛大に開催された。
 本大会は、児童の歯と口に関する健康づくりと歯科衛生士学校の学生の教育実習の場として、毎年歯の衛生週間にあわせて開催されているもの。今年は首都圏の小学生約1,400名(うちインターネットの同時配信による参加300名)と、歯科衛生士学校の学生1,000名の計約2,400名が参加した。
 会場ではまず、「歯の衛生講和」が行われ、毎日いつ何回歯みがきをするか?といった児童らの生活習慣と、歯と口の健康との関わりが、クイズや映像等を交えてわかりやすく解説された。その後、参加した児童に対し歯科衛生士学校の学生がマンツーマンでブラッシング指導をする時間が設けられた。学生らは、児童一人ひとりにミラーと歯ブラシを持たせ、口腔内をていねいに観察し歯ブラシの手助けを行っていた。
 引き続き、「大相撲歯みがき場所(財団法人日本相撲協会協力)」が行われ、大山親方(元大飛)、若手力士らが参加し相撲の所作の解説を行ったり、会場の参加者とともに相撲体操などを行った。また、当日会場に来ることができなかった朝青龍関、白鵬関の両横綱から児童らにビデオメッセージが送られ、朝青龍関は「相撲で勝つことができるのは歯を大切にしているから」、白鵬関は「強い体をつくるためには、しっかり食べること。食べたあとは歯みがきをすることが大切」と語った。会場である国技館ならではの本アトラクションに、児童と学生らが時折一緒に歓声を上げながら楽しんでいる姿が印象的だった。