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2013年1月27日

(特活)歯科医学教育国際支援機構、設立10周年記念講演会を開催

理事長の宮田氏が活動10年を振り返る

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 さる1月27日(日)、中野サンプラザ(東京都)において、(特活)歯科医学教育国際支援機構(以下、OISDE、宮田 隆理事長)の設立10周年を記念した講演会が開催され、宮田氏らが講演した。

 OISDEは2002年、当時大学教授職にあった宮田氏が定年の10数年前に退職し、設立された。氏が1991年にボランティアで内戦終了直後のカンボジアに入った際、ほとんどの教員を失い荒廃したヘルス・サイエンス大学歯学部の実情をみて、将来的に国際支援を行うことを決意。2002年以後、「医療を通して、貧困をなくし、すべての人たちの健康を願って」をスローガンに、カンボジア、ラオス、東ティモール、メキシコなどを拠点に、現地の歯科医師や歯科医療従事者の教育・育成を通した歯科医療の技術移転をメインにボランティア活動を行っている。

 当日は、宮田氏がOISDE10年の活動をスライドとともに振り返った。なお、OISDEの活動は、JICAや外務省日本NGO支援、トヨタ財団等の支援のほか、会員からの金属回収により得られた資金が主な収入源となっており、金属回収プロジェクトへのさらなる協力を呼びかけた。