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2013年4月25日

日歯、定例会見を開催

厚労省に指導に関する要望書を提出

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 さる4月25日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 会見のなかで堀 憲郎常務理事は、同日付けで厚生労働省医療指導監査室宛に「個別指導、共同指導等に関する要望書」を提出することを報告した。同要望書は、(1)個別指導、共同指導等に関する根本的な問題(2)個別指導、共同指導等に関する各論的事項(3)共同指導における指摘内容に関する具体的問題――の3点についてまとめられている。堀常務理事は、根本的な問題について、対象となるカルテを前日に指定することで事務的準備が十分にできず不備をもたらしている原因になっていることや、持参する資料が量・質とも範囲を超えた内容であることを指摘。また、技官の臨床経験不足についても言及し、さらなる質の確保なども求めていくとした。

 また、村上恵一専務理事は、平成24年度末(平成25年3月31日現在)の日歯会員の年代別構成表について報告した。平均年齢が57歳10ヶ月となり5年前に比べて高齢化していることや、60歳代の会員数の割合が8%以上増えていることについて触れ、会費収入の減少による今後の組織運営の課題を挙げた。