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2008年5月18日

サイナスフロアエレベーション出版記念全国講演会開催

山道、糸瀬両氏が札幌を皮切りに華々しく始動する

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 さる5月18日(日)、札幌歯科医師会館(北海道)にて、「サイナスフロアエレベーション出版記念全国講演会」(日本メディカルマテリアル主催)が約110名の参加者を集め、盛大に開催された。
 まず、基調講演として下川公一氏(福岡県開業)が「咬合治療における基本的概念とその問題点」と題し、上顎歯槽弓を顔面頭蓋に対して垂直・水平的にもシンメトリーになる位置に設定し、歯列矯正ならぬ顔貌矯正によって不定愁訴を解消させることなどについて述べた。
 つぎに、一般講演として橘田亜由美氏(高橋徹次歯科診療室勤務)が「実践インプラント4ヵ月コースを受講して」、今宮克明氏(北海道開業)が「当院におけるGBRの現状」、高橋徹次氏(北海道開業)が「インプラント治療を再考する」と題し、それぞれが講演を行った。
 最後に、筆者講演として糸瀬正通氏(福岡県開業)が「歯科用CT PreVistaの活用法とその効果」と題し、診査・診断の重要性およびCT画像を使った患者へのインフォームドコンセントの仕方について講演を行った。また、山道信之氏(福岡県開業)が「サイナスフロアエレベーション―形態から見る難易度別アプローチ―」と題し、サイナスを形態別に分類して15の診査項目に沿って難易度を判定し、その結果ごとの注意事項に配慮した手術を行うことで、「より安全で、より予知性の高い治療結果を出せる」と述べた。
 なお、次回の講演会は6月1日(日)、千里ライフサイエンスセンター(大阪府)にて開催される。