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2013年7月14日

National CAMLOG Congress 2013 Tokyo盛大に開催

「インプラント臨床を科学する」をテーマに

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 さる7月14日(日)、15日(月)の両日、東京コンファレンスセンター品川(東京都)にて「National CAMLOG Congress 2013 Tokyo」(カムログファウンデーション主催、朝波惣一郎大会長)が「検証! ~インプラント臨床を科学する~ Longevity、Accuracy、Safety」をテーマに約600名の聴講者を集め盛大に開催された。

 会場には歯科医師向け講演のために大ホールが2つ、歯科技工士・歯科衛生士向け講演のために小ホールが2つ設けられた。CTを用いたサイナスフロアエレベーション、サージカルガイドを用いた埋入術式、CAD/CAMを活用した修復、咬合学を応用したプランニング、ステムセルを応用した骨造成、Er:YAGレーザーによるメインテナンス、漢方を用いた感染制御、インプラント治療のチームアプローチ、患者満足度の高い医療面接、オーバーデンチャーの設計、など国内外の総勢40名を超す演者らが多岐にわたるテーマでインプラント臨床を「科学」した。

 とくにインプラント周囲炎については多くのセッションで言及され、ドイツから来日した演者らを交えたディスカッションのメインテーマとして取り上げられた。ドイツ国内においてもコンセンサスの得られた治療法はないとし、感染制御や外科手技だけでなく、咬合調整や歯周病治療など包括的なアプローチの必要性が説かれた。