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2013年8月25日

第20回 日本顎顔面インプラント学会教育研修会開催

「インプラント医療と全身医療」をテーマに

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 さる8月25日(日)、一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院(福島県)にて「第20回 日本顎顔面インプラント学会教育研修会(公益社団法人 日本顎顔面インプラント学会主催、瀬戸★(かん)一理事長)」が、「インプラント医療と全身医療」をテーマに開催された。

 今回は従来の教育研修会と異なり、会場となった総合南東北病院に勤務される先生方を中心に、心臓血管外科、頭頸部外科、整形外科、皮膚科、放射線科などの医科のエキスパートを講演者として集めていた。この試みには、歯科・歯科口腔外科と医科の連携を深めるという会としての明確な目的があった。

 午前中は、菅野 恵氏(一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院)による「たばこと2型糖尿病 禁煙治療における歯科、口腔外科医への期待」、今野昭義氏(一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院)による「当科における進行頭頸部癌治療の現状と治療上の問題点」、鹿山 悟氏(一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北医療クリニック)による「骨粗鬆症 ―病状と治療上の留意点―」の講演がそれぞれ行われた。

 午後は、今村栄作氏(横浜総合病院)のインプラント併発症に関するランチョンセミナーを挟んで、金子史男氏(一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院)による「口腔内細菌によるアレルギー疾患」、次いで村上昌雄氏(独協医科大)による「頭頸部腫瘍に対する粒子線治療の現状と将来展望」、最後に高橋 哲氏(東北大大学院)による「全身疾患とインプラント治療 ―インプラント外科のリスクマネージメント―」が講演された。

 普段は聴くことの少ない医科の最新の知見に、会場の歯科医師から質問があいついだ。

[★は日に完]