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2013年9月28日

第25回日本レーザー歯学会総会・学術大会開催

「光が織りなす様々な治療法」を大会テーマに

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 さる9月28日(土)、29日(日)の両日、住友不動産ベルサール新宿グランド(東京都)において、第25回日本レーザー歯学会総会・学術大会(津田忠政大会長、渡辺 久理事長)が大会テーマに「光が織りなす様々な治療法」を掲げて盛大に開催された。

 2日間をとおして、「エヴィデンスに立脚したレーザーを応用した歯周治療の新しい展開」(野口俊英氏、愛院大教授)、「レーザーの生物学的効果の分子機序」(安孫子宜光氏、日大特任教授)の特別講演2題、CAD/CAM、LLLT、経営に焦点を当てたシンポジウム3題、ランチョンセミナー5題、一般口演26題、海外招待講演3題、認定医講習会1題、医科・歯科縁の代議士2名を招聘した特別招待講演2題、レーザー治療後の気腫の発生に警鐘を鳴らした安全講習会1題および企業展示が行われた。

 近年の同学会は、臨床先行からエビデンスの蓄積といった風潮も出つつある。またレーザー治療というよりは、大会テーマにもあるように「光」による治療としてとらえられつつある。さらに、LLLTやPDTなどの新しい治療法にも注目が集まっており、一昨年のEr:YAGレーザーの診療報酬収載とあいまって、今後、同学会の動向がますます注目されることがうかがえる大会となった。