2013年10月13日掲載

「インプラントのトラブルを検証する」をテーマに

<font color='green'><b>SAFE第2回シンポジウム開催</b></font>

<font color='green'><b>SAFE第2回シンポジウム開催</b></font>
 さる10月13日(日)、14日(月)の両日、梅田センタービルクリスタルホール(大阪府)にてSAFE第2回シンポジウム(伊藤雄策大会長)が、「インプラントのトラブルを検証する」をテーマに、約400名の参加者を集めて開催された。  1日目の第1部「術前診断」では「抜歯窩は必ず骨性治癒するのか? ~開けてビックリでは診断ミスと言われる~」で野阪泰弘氏(大阪府開業)、「シミュレーションソフトの落とし穴~診断からガイデッドサージェリーまで~」で山羽 徹氏(大阪府開業)が、第2部「基本外科術式」では「ちょっと待て! そのドリリング大丈夫?」で寺本昌司氏(大阪府開業)、「縫合部裂開のトラブル~その切開と縫合、自信ありますか?~」で米澤大地氏(兵庫県開業)がそれぞれ講演を行った。  2日目の第3部「審美・補綴」では「インプラント上部セラミック補綴物の破損とその対策~フレームワークデザインの工夫~」で大森有樹氏(大阪府開業)、「審美領域における軟組織マネージメント~乳頭はなぜ思い通りにならないの?~」で瀧野裕行氏(京都府開業)、「インプラントの埋入位置による上部構造への影響」で十河厚志氏(デンテックインターナショナル)が、第4部「ペリインプランタイティス」では「インプラントのメンテナンスで何ができるの?」で丸橋理沙氏(フリーランス)、「インプラント周囲炎で骨抜きにならないために」で平山富興氏(大阪府開業)、「本当にそのやり方でインプラント周囲炎が治るの?」で中島 康氏(大阪府開業)が、第5部「アドバンス外科」では「ソケットプリザベーションにおけるトラブル症例の原因とリカバリーを検証する~ソケットプリザベーションはインプラント治療に必要? 不必要? ~」で奥田裕司氏(大阪府開業)、「失敗しないためのサイナスリフトのポイント全て教えます~あなたのサイナスリフト、それでええの?~」で堀内克啓氏(奈良県開業)がそれぞれ講演を行った。  最後の「総括」では本多正明氏(大阪府開業)が「インプラントのトラブルを検証するには、あらゆる要因を包括的に捉えなければいけない」と述べ、本会を締めくくった。

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