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2014年1月26日

日本歯科医科連携医療研究会、第8回セミナーを開催

インプラント治療の基本と病診連携の重要性が再認識できる充実の講演

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 さる1月26日(日)、税理士法人コーポレート・アドバイザーズ内CAセミナールーム(東京都)にて、日本歯科医科連携医療研究会(JSDMC:國弘幸伸医療担当理事長、谷信洋総務担当理事長)第8回セミナー「インプラント治療これから始める方・始めて間もない方・インプラントを行わない方」が開催された。

 本セミナーでは、小澤俊文氏(東京都開業)と姜フランチェスカ静姫氏(神奈川県・アイデンタルクリニック横浜院)が講師として登壇。インプラント治療のリスクファクター、必要な設備、考慮すべき事項、初心者にとっての適応症・非適応症、手術準備の要点やアシストの仕方、術後管理のコツ、病診連携・診診連携など、未経験者・初心者が具備すべき事項について、懇切丁寧な解説がなされた。

 また、講義の合間には國弘幸伸理事長(医師・慶應義塾大医学部准教授)が撮影した鼻腔内の動画が流され、インプラント治療を行ううえで耳鼻咽喉科領域の解剖学的知識を学んでおくことの重要性が再確認された。さらに、診査・診断、病診連携に関しては、栗橋健夫氏(医師、歯科医師・中野江古田病院)が内科医の観点から、問診や紹介状作成の要点を解説した。

 受講した参加者は、これからインプラント治療を始めるには、歯科医療の総合的技量に加え、医科との連携を踏まえた知識が不可欠である、ことを強く認識したことであろう。まさに、本研究会にしか提供できない貴重な情報が満載のセミナーであった。