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2014年2月20日

Straumann® SLActiveインプラント治験報告会および新製品発表会開催

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 さる2月20日(木)、東京ステーションホテル(東京都)において、Straumann®SLActiveインプラント治験報告会および新製品発表会(ストローマン・ジャパン株式会社主催)が開催され、大学関連、ITI関連、同社講師などを対象に約100名が参集した。本会は、このたびのStraumann®SLActiveインプラントが厚生労働省より認可されたことをうけ、発売に先がけて開催されたもの。

 初めに嶋田 敦氏(ストローマン・ジャパン株式会社代表取締役社長)より開会の挨拶と、Straumann®SLActiveインプラントでは初となる日本人を対象とした今回のランダム化比較対照試験(以下、RCT)の治験調整医師である春日井昇平氏(医歯大大学院教授)よりオープニングのコメントが行われた。

 最初の講演では、RCTの治験責任医師である矢島安朝氏(東歯大教授)より、研究デザインの重要性と意義について詳しい説明が行われ、本RCTでは、Straumann®SLActiveインプラントを用いた早期荷重では適切な患者選択によって通常荷重に匹敵する結果がもたらされたとした。

 次に、同じくRCTの治験責任医師である塩田 真氏(医歯大大学院准教授)より、Straumann®SLActiveインプラントのEarly Healing(早期治癒)の科学的背景について、科学的優位性や製造工程などの点から解説が行われた。

 最後の講演では、飯島俊一氏(千葉県開業)が早期に確実なインテグレーションが実現できることや、即時印象、長期安定といった利点を挙げながら、Straumann®SLActiveインプラントの臨床的な有用性について示した。

 講演後に春日井氏、矢島氏、塩田氏、飯島氏によるパネルディスカッションが行われ、質疑応答後にAlexander Ochsner氏(Institut Straumann AG)より、今年創立60年を迎えるStraumann社の今後の製品展開について発表が行われた。

 最後に矢島氏よりクロージングが行われた。Straumann®SLActiveインプラントは3月3日より販売が開始される。