Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2014年3月9日

第2回 長野県歯科インプラントネットワークミーティング開催

発足より1年経過し、長野県歯科インプラントネットワークの成果が語られる

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる3月9日(日)、ホテルブエナビスタ(長野県)において、第2回長野県歯科インプラントネットワークミーティング(世話人代表:植田章夫氏)が約200名を集め開催された。インプラントネットワークとは、長野県内の病院どうしのネットワークを形成することでインプラントを希望する患者さんが安心・安全な治療を受けられる体制を構築することを目的として設立された。

 第2回の今回は、設立後1年間の活動内容が述べられた総会ののち、杉野紀幸氏(松歯大)の教育講演、CTメーカーによる商品説明が続いた。次に、野口達也氏(週刊ダイヤモンド編集部 記者)が時事講演「メディアからみたインプラント治療と報道」で登壇。インプラントを取り巻く環境を客観的なデータを用いて供覧し、眼科のレーシック業界と似通っている点を指摘しながら取るべき対策を示した。その後、「歯科衛生士が行うインプラントのメインテナンス」が廣瀬絵美氏(松歯大)、増岡有華子氏(株式会社モリタ)の両名の歯科衛生士によって講演された。

 最後は、昨年と同様に市民公開講座が行われ、植田章夫氏(松歯大)と上原 忍氏(信州大)によるインプラントの基礎知識と臨床に関する講演の後、一般客からの質疑応答に移った。参加者は年配の方が多く、最前列に座って熱心にメモをとりながら真剣に耳を傾ける姿が印象的だった。インプラントに対して正確な情報を得たいとする気持ちの強さが感じられた反面、不正確な情報が横行している現状も浮き彫りになった。