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2014年3月27日

日歯、定例会見を開催

5年ぶりに『歯科医療白書(2013年度版)』を刊行

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 さる3月27日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 会見のなかで、大久保会長は5年ぶりに日歯が編集して刊行された『歯科医療白書(2013年度版)』(社会保険協会発行)について触れながら、副題「激動の時代を振り返る」について言及。2,200億円の医療費抑制や東日本大震災、歯科界の長年にわたる悲願であった歯科口腔保健法の成立など、歯科を取り巻く環境が変化するなかで、各分野の専門家による執筆によって充実した内容となったことを強調した。なかでも、元中央社会保険医療協議会(中医協)委員の土田武史氏(早稲田大商学部教授)による特別論文を特長の1つとして挙げた。

 また、記者団との質疑応答では、第107回歯科医師国家試験の結果について「従来から国家試験は選抜試験ではなく資格試験であると主張している。問題は学生の質であるのか教育であるのか、どちらにせよ63.3%は憂慮すべき数字である」と述べ、4月中に日歯としての見解を発表することを明らかにした。