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2008年3月27日

日歯、定例会見を開催

大久保会長、残りの任期の課題についてコメント

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 さる3月27日(木)、新歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。
 大久保会長は挨拶のなかで、「われわれ執行部も残り1年の任期となり、次期執行部に引き継ぐためのさまざまな事業を含めて議論していかなければならないと思っている。来月の理事会には任期中のまとめとしての考え方を発表したいと思っている」と述べたうえで、「この2年間は、会長就任時の最大の課題であった、新しい時代の流れにどのように日歯が立ち向かっていくのかであった。当初は、機構改革も含めてさまざまなプランを考えていたが、18年度診療報酬改定が歯科にとって非常に大きなダメージであったため、診療報酬改定と医療制度改革への対応の2本に焦点を絞って取り組んできた」と2年目を振り返った。
 残された任期の課題については、「機構改革等も含め、基本的な日歯のあり方を根本的に変えていくための議論や、新しい社団法人に移行する際の対応に時間を費やしていきたい」とした。
 また、同日には第101回歯科医師国家試験の合格発表が行われ、受験者数3,295名のうち合格者数は2,269名で合格率は68.9%となり、70%を割る過去最低の数字となった。新卒者の受験者数は2,487名、そのうち合格者1,948名で合格率は78.3%となっている。(厚労省資料による)