さる4月19日（土）、20日（日）の両日、東京ミッドタウンホール（東京都）にて、一般社団法人日本インプラント臨床研究会（CLINICAL IMPLANT SOCIETY JAPAN：CISJ、井汲憲治会長）設立40周年記念大会、第26回アジア口腔インプラント学会（深井眞樹会長）、デンツプライインプランツ特別講演会の3会が600名以上の参加者を集め、華々しく共催された。

　1日目の午前は、Japan SessionとしてGBR、サイナスフロアエレベーション、コンピュータガイディッドサージェリー、インプラント周囲炎、抜歯後即時インプラント埋入、インプラント矯正、早期・即時荷重、CAD/CAMレストレーション、インプラントオーバーデンチャー、偶発症・合併症などのセッションで100名以上の演者が発表した。

　午後は、Asia Sessionとして外科パートで河奈裕正氏（慶應義塾大医学部歯科准教授）、高橋　哲氏（東北大大学院教授）、嶋田　淳氏（明海大歯学部教授）、矢島安朝氏（東歯大主任教授）、Ye Lin氏（北京大教授）、Dong-Seok Sohn氏（韓国大邱カトリック大教授）、ソフトティッシュマネージメントパートで榎本紘昭氏（日歯大新潟病院臨床教授）、西堀雅一氏（東京都開業）、Paul P. Lin氏（国立台湾大歯周病科指導医）、鈴木真名氏（東京都開業）、若井広明氏（東京都開業）、弘岡秀明氏（東京都開業）、補綴パートでHenry Ho Kim Lung氏（SingHealth Polyclinic客員顧問）、飯島俊一氏（千葉県開業）、田中譲治氏（千葉県開業）、桑田正博氏（クワタカレッジ校長）、中野公喜右人氏（兵庫県開業）、武田孝之氏（東京都開業）がそれぞれ講演を行った。

　2日目は、World Sessionとして Daniel Thoma氏（チューリッヒ大歯科補綴学・歯科材料学講座准教授）が「審美的なインプラントの軟組織マネージメント」、Pascal Valentini氏（European Association for Osseointegration会長）が「上顎洞底の移植：術式と合併症のマネージメント」、Orcan Yuksel氏（フランクフルト大学講師）が「Bone ring technique：骨造成の新見解」、Henry Salama氏（チームアトランタ）が「難症例における審美治療の最適化とインプラント治療：デザインがもたらす成功」と題しそれぞれが講演を行った。

　なお、別ホールでは歯科衛生士のためのDHセッションが併催され、好評を博した。