さる5月31日（土）、6月1日（日）の両日、マリンメッセ福岡（福岡県）において、「2014九州デンタルショー」（（一社）福岡県歯科医師会、福岡県歯科用品 商組合主催、（一社）福岡県歯科技工士会、（一社）福岡県歯科衛生士会、九州歯科用品商協同組合協賛、（一社）日本歯科商工協会、日本歯科用品商協同組合連合会後援）が「白い歯は健康ささえる宝物」をテーマに開催された。40周年記念となった会場には2日間にわたり、12,168名（内訳：歯科医師4,149名、歯科技工士1,514名、 歯科衛生士2,622名、歯科助手738名、商工業者3,145名）の歯科関係者が来場した。

　研修・デモ会場では23題が行われ、CAD/CAMやインプラント周囲病変、新しい歯科材料などに関する講演では、多くの来場者の関心を集めていた。なかでも第40回記念特別講演では、山崎長郎氏（東京都開業）による「複雑な補綴のマネージメント」や、「噛むことと健康」と題するテーマのもと、脇本　貢氏（福岡県開業）による「有床義歯による咬合再構成の留意点」、上田秀朗氏（福岡県開業）による「インプラントにおける咬合再構成の留意点」も行われ、多くの来場者が聴講した。また、展示会場では出展企業159社による最新の歯科医療機器や材料なども多数紹介され、40周年記念にふさわしく賑わいを見せていた。

　次回は、きたる2015年5月30日（土）、31日（日）の両日、マリンメッセ福岡にて開催される予定である。