さる3月19日（水）、ホテルオークラ東京にて株式会社カボ大阪（大阪府、Mirco Stiehle最高業務執行役員）、株式会社城楠歯科商会（大阪府、Mirco Stiehle代表取締役）による新会社設立説明会が開催され、多くの歯科界関係者が参集した。
　同説明会は、さる2月29日（金）をもって、カボ・デンタル社（ドイツ・ビベラッハ）が株式会社城楠歯科商会（城　博司代表取締役社長）の全株式を取得したことにともない、カボ大阪と城楠歯科商会の両社による新会社設立にちなんで開催されたもの。なお、株式会社城楠歯科商会の代表取締役には、株式会社カボ大阪のMirco Stiehle氏が就任し、城　博司氏は取締役相談役に就任する。
　会場では、まず城氏がカボ・デンタル社への全株式譲渡に至るまでの経緯について述べた。引き続き、Stiehle氏が株式会社城楠歯科商会のカボ・グループへの会社統合の経緯や、日本市場における今後の新会社の方向性について説明した。今後半年間をかけ事業内容を検討し、社名をカボ・ジャパン・デンタル・システム（仮称）に変更する意向であることを明らかにした。
　カボ・グループにとって、城楠歯科商会の持つ日本市場での販売ネットワークは大きなメリットとなり、今後の新会社の動向が期待される。