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2014年7月16日

医歯大、10月に「スポーツサイエンス機構」を新設

室伏広治氏を教授として招聘

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 さる7月16日(水)、東京医科歯科大学において、同大学(吉澤靖之学長)による記者会見が開催された。本会見では、スポーツ医歯学、スポーツ科学を融合した国内初の拠点大学を目指すための研究機関「スポーツサイエンス機構」を10月に設置し、同機構の教授として、アテネ五輪金メダリストの室伏広治氏(ミズノ株式会社)を招聘することが発表された。

 記者会見の席上で室伏氏は、「医歯学とスポーツ科学の融合によって選手寿命の延長に可能性が出てくるのではないかと期待している」と述べ、年齢に応じたトレーニング方法や体調の維持・管理の大切さについてみずからの経験にも触れながら説明した。また、トップアスリートは歯の健康管理にも気を配っていることから、歯科領域の研究についても期待を寄せた。

 なお、室伏氏は中京大学体育学部准教授を退任し、8月1日から同機構設置準備のため特任教授に就任する。