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2014年7月21日

第19回九州臨床再生歯科研究会講演会開催

「デンチンチップを用いた骨再生」をテーマに

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 さる7月21日(月)、パピヨン24ガスホール(福岡県)にて、第19回九州臨床再生歯科研究会講演会(堀之内康文会長)が「デンチンチップを用いた骨再生」をテーマに開催され、約100名の参加者が詰めかけた。

 デンチンチップとは脱灰した自家象牙質の細片で、ブロックとしても応用できる。現在、骨造成に際して多くの骨補填材が使用されているが、デンチンチップは骨と同様にI型コラーゲンやBMPを含み、骨誘導能をもつすぐれた骨補填材として注目を集めている。このデンチンチップの研究・臨床応用を行っている4氏を迎えて以下の講演が行われ、活発な質疑応答がなされた。

・「歯のバイオリサイクル医療――All for Patients」(村田 勝氏、北海道医療大歯学部)
・「脱灰歯による骨形成におよぼす顆粒径、脱灰程度の影響」(朝比奈泉氏、長崎大歯学部)
・「脱灰象牙質移植の臨床」(楠川仁悟氏、久留米大医学部歯科口腔医療センター)
・「歯は骨をつくる――Auto Tooth Bone 移植」(三次正春氏、日本オートトゥースボーンバンク事務局長)