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2008年3月15日

日技、第87回代議員会開催

会長選挙で中西茂昭氏が3選

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 さる3月15日(土)、日本歯科技工士会館にて日本歯科技工士会(以下、日技、中西茂昭会長)第87回代議員会が開催された。
 会場では、「第1号議案 平成20年度事業計画承認の件」「第2号議案 平成20年度予算承認の件」「第3号議案 資格審査委員会規定改正の件」「第4号議案 公益法人改革に伴う検討委員会設置の件」など、7議案が上程され、いずれの議案も賛成多数で承認された。
 なかでも、「第7号議案 任期満了に伴う役員選挙の件」では、中西茂昭氏(現日技会長)、伊藤保太郎氏(前日技副会長)が会長選挙に立候補し投票の結果、中西氏(45票)、伊藤氏(34票)、無効1票(総数80票)で中西氏が3選を果たした。当選後、中西氏は「初心に戻って、謙虚な気持ちで3年間を全力で駆け抜けたい。全国の歯科技工士の環境が改善されるように懸命に尽くしたい」と意気込みを語った。なお、副会長(定員3名)には会長指名により、応援演説を行った古橋博美氏(現日技常務理事)が就任し、残りの2名は投票の結果、三国 努氏(前日技連盟副会長)、大西清支氏(現日技連盟常任総務)が当選した。監事には、平野良治氏(現日技監事)、白岩 勝氏(現日技副会長)が就任する。任期は平成20年4月1日から平成23年3月31日まで。
 また、代議員からの質問・要望事項では、会員減少問題や若年者の歯科技工界離れ、歯科技工士養成所における応募数の減少の問題、歯科技工士試験の全国統一実施、さらには歯科技工物の海外委託問題など、経済問題をはじめとする現在の歯科技工環境に対して、改善を求める代議員の声が多く聞かれるものであった。