Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2014年9月25日

日歯、定例会見を開催

世界会議2015の計画概要が発表される

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる9月25日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 大久保会長の挨拶後、中島信也常務理事より、きたる2015年3月13日(金)から15日(日)にかけて東京国際フォーラムにおいて開催される「世界会議2015―健康寿命延伸のための歯科医療・口腔保健―」(日歯、日本学校歯科医会、8020推進財団、日本歯科商工協会主催、WHO共催)の計画概要が発表された。3日間にわたって、特別講演、開会講演、シンポジウム、全体会議などが行われ、大会終了後には提言・声明が発表される予定。なお、10月1日(水)よりhttp://www2.convention.co.jp/sekaikaigi2015/にて事前登録が可能。

 引き続き、山科 透氏(8020推進財団副理事長)より、平成26年度調査研究事業「歯科医療による健康増進効果に関する調査研究」の内容が示された。本調査は、歯科医療の健康増進効果を明らかにするために、全国の歯科医院と成人期以降の歯科患者を対象として質問票と歯科健診による縦断調査を行い、歯科受診状況と口腔および全身の健康の関係を明らかにするもの。調査目的は、(1)歯科患者の口腔および全身の健康状態の把握、(2)歯科受診と口腔と全身の健康の関係、(3)歯科患者の受診パターンの把握とそれに影響する要因の把握――とし、調査対象は各都道府県歯科医師会に所属する歯科医院から抽出した1,410医療機関。10月27日以降の1週間で来院したすべての初診患者および再初診患者の約30,000人。ベースライン調査を行った患者を対象に2019年まで年1回(毎年)の郵送による追跡調査を予定。