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2014年10月19日

「M.M.I.D.、九州臨床歯科の会、KDM若手会」合同例会開催

有意義なディスカッションで理解を深める

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 さる10月19日(日)、熊本県歯科医師会館において、M.M.I.D.、九州臨床歯科の会、KDM若手会による合同例会が会員30数名の参加のもと開催された。当日は「それぞれのライフステージに貢献できる歯科医療を目指して」をテーマに、広範な話題の講演およびディスカッションがなされた。各グループからの演題・演者・座長は以下のとおり。

―M.M.I.D.―
○「多様化するインプラント治療」を患者のニーズに合わせていかに選択するか
西田哲也氏、座長:土田晃太郎氏
○高齢社会における歯科治療について
後藤 大氏、座長:土田氏

―九州臨床歯科の会―
○当院での小児期の歯列不正に対しての取り組み
多々隅貴之氏、 座長:河村太郎氏
○齲蝕、歯周病予防への取り組み
今林大輔氏、座長:樋口敬洋氏

―KDM若手会―
○歯質の保存・歯の保存~破折線からの考察~
片山建一氏、座長:市川康裕氏
〇欠損補綴の設計に悩んだ一症例
南川剛寛氏、座長:市川氏

 これまでスタディグループの例会発表では、治療技術に関する話題が多く見られる傾向であったが、本会では、MTM(メディカル・トリートメント・モデル)、訪問診療、咬合育成など、時代を反映してか、真に患者が歯科に望んでいるさまざなま事項に焦点が当てられ、斬新であった。また、発表20分に対して、各々20分のディスカッションが設けられたことから、さまざな質疑応答がなされ、こちらも好評であった。