さる12月18日（木）、歯科医師会館において、日本歯科医師会（大久保満男会長）による定例記者会見が開催された。

　年内最後となった会見で大久保会長は、14日（日）に行われた第47回衆議院議員総選挙で自民党と公明党の連立与党が3分の2以上の議席を獲得したことで、安定した政権運営が継続することを期待する一方、消費税10％の引き上げを1年半先送りしたことで、平成28年度の診療報酬改定はたいへん厳しい財源確保が求められるとし、「財源確保にどのような姿勢や哲学を掲げるのか、次期執行部に課せられたきわめて大きな課題だ」と述べ、次期執行部の対応に期待を寄せた。

　その他では、瀬古口精良常務理事より、2015年2月14日（土）に開催される「歯科衛生士復職支援対策連絡協議会」、深井穫博理事より、2015年2月1日（日）に開催される「特定健診・特定保健指導への歯科関連プログラム導入に向けた意見交換会」、2015年2月25日（水）に開催される「第2回がん診療医科歯科連携推進協議会」などの報告が行われた。