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2015年1月6日

次期日歯会長予備選挙に太田氏と高木氏が立候補

日歯と日歯連盟の峻別が争点か

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 さる1月6日(火)、アルカディア市ヶ谷(東京都)において、日本歯科医師会次期会長選挙に立候補した太田謙司氏(大阪府歯科医師会会長)と高木幹正氏(日本歯科医師連盟会長)があいついで記者会見を行った。

 午前中に会見を行った太田氏は、所信表明の中で「歯科医院の自力」と「歯科医院経営の基盤」を高めるための「3つの改革」と「5つの実行」を掲げ、2025年に向けた21世紀型歯科医療の実現を目指すとした。また、「今回の選挙の最大の争点は、日歯と日歯連盟の峻別」と強調。学術団体としての日歯が歯科医療政策を関係省庁ならびに団体と議論したうえで、日歯連盟が政治折衝を行っていくという日歯と日歯連盟のあり方に言及した。

 午後に会見を行った高木氏は、政策九箇条を示したうえで、政策を具現化するためには、歯科医療専門団体である日歯の機能を単なる政策集団から政策実現集団にまで強化し、総力戦で闘う必要があるとした。また、「日歯連盟会長としてこれまで培ってきた経験・人脈は強みになる」と強調し、政策を共有できる日歯の機構改革の必要性を訴えた。

 なお、日歯会長予備選挙は代議員139名と選挙人501名の合計640名による郵便投票で実施され、2月13日(金)に即日開票が行われる。

 両氏の政策などに関する詳細については以下のホームページを参照。

太田謙司氏のホームページ
http://ota-kenji.com/

高木幹正氏のホームページ
http://www.takagi-mikimasa.jp/