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2015年1月24日

「第13回 モリタ技工フォーラム2015 TOKYO」開催

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 さる1月24日(土)、御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター(東京都)において、第13回モリタ歯科技工フォーラム2015 TOKYO(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催され、約400名が参集した。

 今年の歯科技工フォーラムでは、大ホールではOcclusion、CAD/CAM、Aestheticという3つのセッションを設け、小出 馨氏(日歯大新潟生命歯学部歯科補綴学第1講座主任教授)による「大きな補綴を安心してどんどんやるために必要なこと―咬合器と口腔内の差を最小限にする―」、加藤正治氏(東京都開業)による「CAD/CAM時代突入! ラボに伝えたいチェアサイドからのメッセージ~これからの技工士に期待する双方向型メタルフリー連携~」、Nondas Vlachopoulos氏(歯科技工士、AestheticLab)による「Full Ceramic Aesthetic Restorations」の講演がそれぞれ行われた。

 さらに昨年から始まった講演にデモを組み合わせた「ハンズオン」では、Treatment、Composite、Dentureという3つのセッションを設け、それぞれ保延 了氏(歯科技工士、保延デンタルスタジオ)による「コツを知ればうまくなる。調整、研磨でクオリティーアップ!」、川内大輔氏(歯科技工士、Roots)による「新たな術式の提案。生まれ変わった硬質レジン セシードN。ワンボディシステムの有益性」、須藤哲也氏(歯科技工士、Defy)による「吸着する義歯を成功させる3ポイント」が行われた。

 例年、プレゼンテーション方式で開催されていた歯科技工登竜門だったが、今年はテクニカルコンテスト方式で開催された。当日の会場には、一次審査を通過した14作品(クラウン・ブリッジ部門11作品、デンチャー部門3作品)が展示され、最終選考として歯科技工フォーラム参加者の投票が行われた。本テクニカルコンテストの最終結果は、2月20日にモリタのwebサイトで発表され、『QDT Art & Practice』4月号(ともに予定)でも掲載される。なお、来年は昨年まで実施されていたプレゼンテーション方式が採用されることになっており、その募集がすでに始まっている。多くの有望な若手歯科技工士が獲得してきた賞だけに、さらなる人材の発掘を期待したい。