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2015年2月28日

日本審美歯科協会、創立30周年記念大会を開催

約1,000名の参加者で大盛況となる

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さる2月28日(土)、3月1日(日)の2日間、アクロス福岡(福岡県)において、日本審美歯科協会創立30周年記念大会(大村祐進会長)が「美を巡る旅~第三章~あくなき挑戦」のテーマのもと、約1,000名の参加者を集めて開催された。会場には、韓国・台湾の先生方も多く詰めかけるなど、国際色豊かな大会であり、盛会となった。本協会は1986年4月に西日本の歯科医師有志によって設立され、現在日本国内はもとより台湾、韓国を含めて約200名の会員が所属している。

 会場では講演18題、テーブルクリニック54題、ランチョンセミナー6題、ポスターセッション23題、歯科衛生士セッション、そして多数の企業展示が行われた。

 メインホールでは、2日間にわたり、歯内療法、マテリアル・前歯部審美修復、歯周外科、歯周外科を伴った審美、矯正とのコンビネーション、インプラント、フルマウスリコンストラクションの7つのテーマで講演会が開催された。甲斐康晴氏(福岡県開業)による「歯内療法から始める総合治療計画」から最後の大村祐進会長(山口県開業)による「フルマウスリコンストラクションのための包括的アプローチ」まで、会を代表する演者の講演が続いた。規格性の高い臨床写真、丁寧な手技、経験とエビデンスを踏まえた審美治療の数々に会場からは驚嘆の声があがった。

 また、6か所で同時開催されたテーブルクリニックは、歯内療法、歯周治療、インプラント、補綴・マテリアル、矯正、韓国・台湾の先生方のセッションに分けられ大盛況となり、立ち見であふれるコーナーがあいついだ。

 まさに、大会テーマに沿って審美へのあくなき挑戦が披露され、30周年記念大会にふさわしい2日間であった。