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2015年3月12日

日歯、第177回臨時代議員会を開催

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 さる3月12日(木)、13日(金)の両日、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による第177回臨時代議員会が開催された。

 開会後、大久保会長は挨拶の中で、9年間にわたる会長職の総括として日歯の存在意義について言及。歯科界としての発言が私的な立場ではなく公的な立場であるということを執行部全員が意識し続けてきたと強調した。

 その後、各担当理事より会長予備選挙報告、一般会務報告、社会保険関係報告、地域保健関係報告などが行われた。決議事項については、「第1号議案 平成27年度事業計画の件」「第2号議案 平成27年度入会金及び会費の額の件」など、上程された4議案は原案どおりすべて可決された。また、協議については、会長予備選挙のあり方が提案され、直接選挙ならびに間接選挙について意見交換が行われた。

 午後は、さる1月23日(金)に開催された日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟)の第123回臨時評議員会において、2016年に開催される次期参議院比例代表選挙の日歯連盟推薦候補者に決定した砂川 稔氏(日歯連盟参与)が代議員の前で挨拶。砂川氏は「選挙に勝つことは手段であり、日歯、日歯連盟の政策を実現することが目的である」と力強く語った。

 その後、2日間にわたり、地区代表事前質問7題、個人事前質問20題に対する質疑が行われた。地区代表質問では、超高齢社会における歯科のかかわりに関する政策や研究調査などの質問が挙げられたほか、個人質問では消費税に関する内容や地域医療介護総合確保基金(新基金)への対応、歯科新病名の創生、入会・未入会対策など、日歯が取り組まなければならない諸問題について質疑応答が行われた。