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2015年5月28日

第2回ITI Study Club開催

東京・千葉4グループが一堂に会する

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 さる5月28日(木)、東京医科歯科大学(東京都)において、第2回ITI Study Clubが開催された。今回は、東京2(ディレクター:新村昌弘氏〔東京都開業〕)、東京3(ディレクター:塩田 真氏〔医歯大大学院〕)、千葉 南氏(ディレクター:飯島俊一氏〔千葉県開業〕)、PACKS東京(ディレクター:月岡庸之氏〔東京都開業〕)の4グループ合同での開催となった。

 本会においては、松坂賢一氏(東歯大)、黒江敏史氏(山形県開業)、高野清史氏(福島県開業)によりそれぞれ講演が行われた。どの講演もインプラント治療に関連した、時間にともなう変化についての見識を深めることができるものであった。松坂氏は病理学の観点から、インプラント治療におけるオッセオインテグレーションやリモデリングなどに関して、変化する生体がとる生体応答の解説が行われた。黒江氏は日本語版出版予定の『ITI Treatment Guide Vol.8(主題:生物学的合併症とハードウェア関連合併症)』におけるハードウェア関連合併症について、最新のエビデンスを示しながらポイントをまとめた。高野氏は、長期メインテナンスで遭遇する炎症性、非炎症性変化への予防と対処について、スタッフとの連携を含め体系的に示し、当然のことを確実に行うことの重要性を強調した。