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2008年2月11日

OJミッドウィンターミーティング

熱気あふれる新人の登竜門、開催

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 さる2月11日(日)、シェーンバッハサボー(東京都)にてOJミッドウィンターミーティング(木原敏裕会長)が参加者約200名を集め開催された。歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント治療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足した本会は、今年で7年目を向かえる。本ミーティングでは広範なテーマのもと、以下の18題の会員発表が行われた。

・長澤成明氏(京都府開業)
「インプラントの表面性状を再考する」

・舘林 茂(大阪府勤務)
「大阪インプラントセンターにおけるBLSの取り組み―歯科緊急時の混乱のないチーム初動を目指して―」

・立木靖種(奈良県開業)
「インプラント治療の各ステージにおけるCT撮影の重要性」

・金成雅彦(山口県開業)
「ソケットプリザベーションによる歯槽堤容積の保存率」

・中家麻里(大阪府開業)
「歯周病治療のコンセプトに基づいたインプラント治療」

・小笠原一行(広島県開業)
「インプラントの為の上顎洞骨移植法(歯槽頂及び側壁からのアプローチ)の使い分けについて」

・大和田弘幸(東京都開業)
「Sinus Lift併用歯槽骨延長におけるLoading Protocol」

・石川明寛(東京都開業)
「NobelGuideTMにおける、良好な治療結果を得るための臨床的考察」

・辻 貴裕(大阪府勤務)
「インプラント補綴設計からのSubgingival area management」

・渡辺昌孝(千葉県開業)
「インプラントの咬合を考える」

・小坪義博(福岡県開業)
「インプラント義歯の埋入ポジションについての考察」

・住友栄太(東京都勤務)
「コンピューターガイドシステムを用いて上顎無歯顎の高度骨吸収症例に対して行ったインプラント治療」

・川島一哲(東京都勤務)
「無歯顎治療でのインプラント治療(All on 2)」

・鍋島弘充(愛知学院大学・講師)
「上顎前歯部単独歯欠損における抜歯後即時インプラント埋入法の長期的安定性について」

・松本英★[★=吉が二つ](大阪府開業)
「上顎前歯部一歯欠損症例に対するインプラント治療―審美的要求に対し、GBR法を使用しなかった2症例について」

・瀧野裕行(京都府開業)
「審美領域におけるSocket Preservationの有用性」

・吉松繁人(福岡県開業)
「抜歯即時インプラント埋入の反省と考察」

・林 丈裕(東京都開業)
「審美領域におけるインプラント修復のマネージメントについて」

 各発表においてはいずれも熱気を帯びた質疑応答がなされたほか、特にソケットプリザベーション、抜歯後即時インプラント埋入の適応症・予知性などに関する活発な議論が交わされ、会場を大いに盛り上げた。
 なお、来る7月26日(土)、27日(日)には泉ガーデン(東京都)にて、第7回OJ年次ミーティングが開催され、今回のミッドウィンターミーティングで選考された演者による会員発表に加え、国内外の第一線で活躍する演者らが登壇する予定である。