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2015年6月26日

日歯連盟、第125回評議員会を開催

記者会見では迂回寄付問題の質問あいつぐ

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 さる6月26日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、高木幹正会長)による第125回評議員会ならびに定例記者会見が開催された。平成26年度一般会計収支報告をはじめとする会計収支決算に関する4議案が上程され、原案どおり可決された。評議員会終了後はテレビや一般紙の記者も多数出席して記者会見も行われた。

 評議員会の冒頭の挨拶で高木会長は、評議員らに東京地検特捜部の家宅捜索を受けたことに対して謝罪。現在、捜査に全面的に協力しているために報告することを差し控えざるを得ない状況であるとしたうえで、捜査が終了次第、詳細な説明をさせていただくことを強調して評議員に理解を求めた。

 評議員会終了後の記者会見では、迂回寄付問題への質問があいつぐなか、高木会長への質問については日歯連盟法律顧問であり、高木会長の代理人弁護士である佐々木善三氏が対応。佐々木氏は「捜査中の段階なので回答は差し控える」に終始した。

 また、今回の問題で次期参議院選挙に組織内候補者として擁立を決定した砂川 稔氏の後援会活動を自粛していることについて、7月から新会長を務める高橋英登副会長は、「会員中心の選挙になるため、会員のマインドが選挙に大きく左右することになる。選挙の目的は、国民のための良い医療を提供するための環境をつくるために、1人でも多く国会に送るためである。会員マインドが低下しないように新体制では情報発信していきたい」と述べた。