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2015年8月1日

東京デンタルショー2015開催

東京ビッグサイトに歯科医療関係者17,068名が参集

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 さる8月1日(土)、2日(日)の両日、東京ビッグサイト(東京都)において、東京デンタルショー2015(大東京歯科用品商協同組合、北関東歯科用品商協同組合主催/一般社団法人日本歯科商工協会特別協賛)が開催され、今年は「口腔から全身の健康を科学する~今!東京に集結!最新の歯科医療~」をテーマに186社が出展した。連日の猛暑のなか、来場者数は2日間で17,068名(歯科医師5,080名、歯科技工士1,581名、歯科衛生士2,609名、歯科助手872名、歯科学生2,213名、商工業者3,960名、同伴者753名)にのぼった。

 展示会場では、歯科用X線CT装置、歯科用マイクロスコープ、CAD/CAM、口腔内スキャンなど最新の歯科医療機器を積極的にアピールする説明員や、口腔ケア関連商品を展示するブースで開催されていたミニセミナーには多数の歯科衛生士が詰めかけるなど、盛況となっていた。

 また、東京都歯科技工士会による「歯科技工士コーナー」、東京都歯科衛生士会による「歯科衛生士コーナー」が今回初めて設置されたほか、東京都歯科医師会による「外来環(歯科外来環境体制加算)コーナー」では、安心・安全な歯科医療を提供するためのAEDをはじめとする器材などを実際に体験する来場者も見られた。さらに、ジェル状の樹脂をUVやLEDライトで固める歯科技術の応用から生まれた「ジェルネイル」が体験できる「1DAYシンデレラ」では、整理券が配布されるほど多くの女性の関心を集めていた。

 生涯研修セミナー会場では2日間にわたり、明日からの臨床に役立つ知識や技術が多岐にわたるテーマの内容が展開されたほか、外来環の施設基準に準拠した保険講習会なども新たな試みとして催された。また、超高齢社会における歯科医療の重要性が認識されつつあるせいか、メインテナンス関連の講演では、会場に収まりきらないほど盛況となったところもあり、参加者の関心の高さがうかがえた。