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2015年8月8日

Nobel Biocare Forum 2015開催

「Digital Dentistry-The key to successful treatments」をテーマに、約600名の参加者を集め盛大に

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 さる8月8日(土)、9日(日)の両日、品川インターシティホール(東京都)において、Nobel Biocare Forum 2015(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社主催、石井勘一代表取締役社長)が、「Digital Dentistry-The key to successful treatments」をテーマに、約600名の参加者を集め、盛大に開催された。展示ではノーベル社製品だけでなく、同グループであるKaVoの製品も並んだ。

 8日(土)は、石井勘一氏(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社代表取締役社長)の挨拶にはじまり、昨年逝去されたブローネマルク氏の生前のビデオレターが流された。石井氏はブローネマルク氏の意志を受け継ぎ、患者さんの生活の質の向上に努めることを表明した。

 その後のメインセッション「エマージングリーダー」では小久保裕司氏(鶴見大教授)をモデレーターとして、金井 享氏(医歯大)、雨宮 啓氏(神奈川県開業)、菊池大輔氏(福岡県開業)が講演。「新しいデジタルワークフロー「スマートフュージョン」とは」では日高豊彦氏をモデレーターとして、相原英信氏(東京都開業)、砂盃 清氏(群馬県開業)、梅田和徳氏(東京都開業)、中野 環氏(阪大大学院)が講演。「診査・診断、治療計画、ガイディッドサージェリーの実践」では、中村社綱氏をモデレーターとして、木津康博氏(神奈川県開業)、近藤尚知氏(岩手医科大教授)、橋村吾郎氏(神奈川県開業)が講演。

 9日(日)は天辻理貴氏(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社セールス&カスタマーディベロップメント)の挨拶で始まった。メインセッション「即時負荷における守るべき原則と見極め」では、菅井敏郎氏(東京都開業)をモデレーターとして、依田 泰(東京都開業)、庄野太一郎氏(徳島県開業)、下尾嘉昭氏(東京都勤務)が講演。「無歯顎症例における戦略的アプローチ」では、細川隆司氏(九歯大教授)をモデレーターとして、三好敬三氏(東京都開業)、藤波 淳氏(神奈川県開業)、鈴木仙一氏(神奈川県開業)が講演。「審美的なインプラント周囲組織の獲得とその維持」では、山崎長郎氏(東京都開業)をモデレーターとして、大河雅之氏(東京都開業)、中村茂人氏(東京都開業)、堀内克啓氏(奈良県開業)が講演。「50年の節目を迎え-オッセオインテグレーテッド・インプラントの功績と今後-」では、春日井昇平氏(医歯大大学院教授)をモデレーターとして、角田収司氏(広島県開業)、小宮山彌太郎氏(東京都開業)、高森 等氏(日歯大教授)、弘岡秀明氏(東京都開業)、村上 斎氏(愛知県開業)が講演を行った。

 パラレルセッション「Digital Dentistry -最新デジタルソリューションの有効活用-」では、正木千尋氏(九歯大助教)をモデレーターとして、志田和浩氏((株)PREF)、白鳥清人氏(静岡県開業)、十河厚志氏((株)デンタルデジタルオペレーション)が講演。「Clinic Management」では、岡田隆夫氏(大阪府開業)をモデレーターとして、安藤正実氏(埼玉県開業)、鈴木純二氏(東京都・愛知県開業)、宮地理律子氏(CURRENT-R(株))が講演。

 2日にわたったセッションにおいては、審美的・機能的なインプラント治療を行うための技術と知識の習得の重要性だけでなく、医療従事者が守るべき正しい知識と倫理感が再認識された。