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2015年10月12日

NGSC10周年記念講演会開催

全国から京都に約200名が集結

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 さる10月12日(月)、メルパルク京都(京都府)において、NGSC(New Generation Study Club)10周年記念講演会が、全国から約200名を集めて開催された。

 NGSCは2004年1月から前田潤一郎氏、中田光太郎氏、瀧野裕行氏(いずれも京都府開業)の3名を中心として、流派やシステムの垣根を越え、またジャンルに制限されることなく、次世代を担う若手の歯科医師・歯科技工士が新しい技術・マテリアル・エビデンスのある情報を的確に取得することを目的として活動が開始された歯科医療関係者のグループである。

 まず、特別講演としてS.J.C.D.インターナショナル副会長の本多正明氏(大阪府開業)が登壇し、「インプラント補綴を実践的咬合から考察する」と題して、インプラント補綴の目的を1.機能回復、2.審美性の改善、3.残存組織の保全、とし、長期安定性に必要不可欠な「力のコントロール」について咬合の安定と構造力学的な安定を軸に詳述した。

 次に、中田氏が「ROOT COVERAGE PROCEDURE」、瀧野氏が「The Art & Science of Immediate Placement」、前田氏が「患者の将来を考慮した歯科治療の考え方」と題し、それぞれが講演を行った。

 なお、当会は月1回の例会で毎回会員約2名によるプレゼンテーションの後、ディスカッションが行われ、日々の臨床でその知識を生かせるように教育的な内容で開催されている。