Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2008年1月15日

東京都歯、新春懇談会「新たな機能連携を求めて」開催

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる1月15日(火)、パレスホテル(東京都)にて東京都歯科医師会(以下、東京都歯、田中秀夫会長)による新春懇談会が開催された。会場には、新春を祝うにふさわしく各団体・大学・歯科関係者約260名が参集し、盛会となった。
 冒頭、田中秀夫会長は昨年の出来事について触れ、「各種の偽装事件が突発し、自己中心的な意識が優先し危機管理意識を喪失させ、他人への思いやりを失わせる結果が多い1年であった。また、週刊誌や経済誌にも掲載されたように医師、看護士をはじめとする医療関係者が不足し、歯科医師のワーキングプアなども話題となった」と振り返った。
 また、「現在の医療界は一部崩壊しつつあるが、われわれが医療人としての自覚と患者さんへの愛を持って日々の診療を行っているからこそ、日本の医療福祉は保たれている状況ではないだろうか。東京都歯としては、昨年より進めている事業を引き続き進めていき、今年は予防指導や口腔ケアを含めた在宅歯科医療に力を入れていく所存である」と述べた。
 さらに、「各地区の歯科医師会会長をはじめ、会員の先生方、ご来賓の皆様方のご指導ご鞭撻を賜り、皆様にとって、すべてのことに感謝する喜びを感じる年であることをご祈念申し上げる」と挨拶した。
 引き続き、来賓として山口一久氏(東京都副知事)、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)らが挨拶。その後の会場は和やかな雰囲気のなか、参加者の歓談する様子が見られた。