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2016年2月11日

2016年OJミッドウィンターミーティング開催

16名の演者が多岐にわたるテーマのインプラント講演で競い合う

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 さる2月11日(木)、日本歯科大学生命歯学部富士見ホール(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(水上哲也会長)が参加者約280名を集めて盛大に開催された。

 歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント医療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足した本会。今回のミーティングでは広範なテーマのもと、16題の会員発表が行われた。以下にその演者およびタイトルを列挙する。

・「PRF(Platelet Rich Fibrin)を用いた組織再生術の臨床応用」(木津康博氏、神奈川県開業)
・「マイクロスコープを用いた低侵襲サイナスリフト―Horizontal Mail-box design technique―」(寺嶋宏曜氏、大阪府開業)
・「オステルを用いた骨造成部位・脆弱骨部位におけるオッセオインテグレーションの評価」(船木 弘氏、東京都開業)
・「Save Implants! ―Water Micro Explosion Methodのインプラント周囲組織再生への応用―」(鳥潟隆睦氏、大阪府開業)
・「審美領域における連続歯欠損症例でのインプラント治療をふりかえって―審美性と清掃性を両立するための配慮―」(高田智史氏、愛知県開業)
・「インプラントアンカーを用い審美を兼ね備えたFunctional Occlusionへの試み」(清水浩明氏、兵庫県開業)
・「ガイデッドサージェリーによる上顎前歯の抜歯後即時埋入」(池田康男氏、静岡県開業)
・「抜歯即時埋入の有用性とガイデッドサージェリー併用時の考慮事項」(髙橋 聡氏、福岡県開業)
・「卒後6年経過時の歯科医師の視点からインプラント治療を考える―天然歯保存の重要性とインプラントの必要性およびその役割―」(中村航也氏、京都府勤務)
・「臼歯部咬合崩壊を伴う広汎型慢性歯周炎患者に対するインプラント治療を用いた咬合再構成の一症例」(山口文誉氏、神奈川県開業)
・「インプラントを用いた咬合崩壊へのアプローチ」(伊藤秀寿氏、宮城県開業)
・「矯正治療と前歯部インプラントを用いた審美的回復―AOOを併用して―」(近藤慎也氏、東京都勤務)
・「Morphology and material selection in full bone anchored bridge cases」(下田 徹氏、兵庫県開業)
・「X線画像を用いたインプラント荷重時期の推測」(月岡庸之氏、東京都開業)
・「Extra-Maxillary TechniqueによるZygoma Implantの即時荷重法について」(下尾嘉昭氏、東京都開業)
・「人工歯肉付きインプラント上部構造における発音障害について」(木村智憲氏、東京都勤務)

 また上記以外には、教育講演として松野智宣氏(日歯大生命歯学部口腔外科学講座)の「Bone biologyからの骨補填材の検証と今後の展望」が行われ、好評を博した。

 なお、本ミーティングで選出される上位6名は、きたる7月30日(土)、31日(日)の両日にベルサール飯田橋ファースト(東京都)で開催されるOJ年次ミーティングにて講演する予定である。