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2016年2月20日

第40回記念北九州歯学研究会発表会開催

「TRADITION〜伝承と変革〜」をテーマに約1,000名が参集し盛会となる

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 さる2月20日(土)、21日(日)の2日間、福岡国際会議場(福岡県)において、第40回北九州歯学研究会発表会(榊 恭範会長)が約1,000名の参加者を集めて盛大に開催された。

 今回の記念大会のテーマは、「TRADITION〜伝承と変革〜」。本テーマに沿って、メインホールにおいては2日間にわたり、多くの会員がシンポジストととして登壇した4つのシンポジウムが行われた。

 歯を保存するということへのこだわり、基本的な考え方や知っておくべき知識・技術が紹介された「シンポジウム1『保存』〜エンド・ペリオ・残根へのこだわり〜」、上野道生氏、村上和彦氏(ともに福岡県開業)ら6名のシンポジストの長期経過症例を通して何を学び、どう臨床に活かすかが披露された「シンポジウム2『経過』〜学び、実践し、見えてきたこと〜」、またDigital Dentistryとどのようにかかわっていくべきかが提言された「シンポジウム3『挑戦』〜時代の変化とどう関わるか〜」。そして、中野 充氏、下川公一氏(ともに福岡県開業)が次世代を担う歯科医師へ送る熱いメッセージが述べられた「シンポジウム4『提言』〜次世代を担う歯科医師へ〜」という流れで展開され、多数の聴衆が引き込まれるほど、大会テーマにふさわしい充実の発表会となった。

 なお、歯科医師向けには2日間にわたって計16題のテーブルクリニック、2題のランチョンセミナーが、榊 恭範会長、上田秀朗氏(ともに福岡県開業)らを演者に別会場にて行われた。

 また、このほかにスタッフ発表会も開催された。会員の医院スタッフの発表が12題行われるとともに、歯科衛生士の村上恵子氏(東京都・村上歯科医院)、安生朝子氏(栃木県・藤橋歯科医院)らによる特別講演も行われ、こちらも盛況であった。