2016年3月11日
さる3月11日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による新役員就任記者会見が開催された。前日に開催された第182回臨時代議員会での信任投票によって選任された堀新執行部は、代議員会終了後に開催した第1回理事会にて役職・所管を決定した。会場では青柳裕易常務理事による役員の紹介後、各役員から抱負と決意が述べられた。(なお任期は平成28年3月11日より平成29年6月開催の定時代議員会終結時まで)
堀会長は挨拶のなかで、執行部が取り組まなければならない大きな課題の1つとして、平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定を含めた議論が本年度からスタートすることに言及し、「しっかりと歯科医療が位置づけられるように取り組んでいく」と述べた。
約1年3か月の任期のなか、スピード感をもって会務運営に取り組む姿勢を示している日歯執行部に注目したい。以下に、新役員と所管業務を示す。
【副会長】
柳川忠廣(厚生・会員、学術・生涯研修、広報、需給、災害時対策)
佐藤 保(地域保健、国際渉外)
牧野利彦(社会保険、医療管理・税務、器材薬剤、情報管理、研究機構)