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2016年6月26日

ヨシダグループ110周年記念Dental Next Action特別講演会(東京)開催

定員を大幅に超える600名が参集し、大盛況となる

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 さる6月26日(日)、ザ・ガーデンホール(東京都)において、株式会社ヨシダの110周年を記念する特別講演会、「DNAチェアサイドソリューション」が開催された。この講演会は、歯科医療の次の時代を歯科医療従事者とともに共創していく企業活動の一環として行われたもので、「歯科医院と患者さんとのつながりを強くする チェアサイドからはじまるコミュニケーション創り」をテーマに、歯科医院にとって喫緊の課題である患者さんとの、また院内のコミュニケーション創りをサポートする意図で企画された。

 山中一剛氏(ヨシダ代表取締役社長)の開会の辞のあと、辻村 傑氏(神奈川県開業)からは「歯科医療におけるインフォームドコンセントの本来あるべき意味とは? 双方向コミュニケーションが成り立つ医療面接のあり方について」と題し、自発的な協力を生む「人成長型コミュニケーション」の重要性が、また安生朝子氏(歯科衛生士、株式会社ジョルノ代表)からは、「経験から学ぶコミュニケーション力」と題し、患者さんからの信頼を得られる目配り・気配りの創意工夫が語られた。

 午後には、「『足ゆび』からはじめる姿勢へのアプローチ」と題し、湯浅慶朗氏(理学療法士、福岡県・みらいクリニック)による、口呼吸や歯並びに悪影響を与える足ゆび変形の簡単な改善法のレクチャーと実演、また、今井一彰氏(内科医、福岡県・みらいクリニック院長)からは、「人間の本来の機能を取り戻す鼻呼吸」と題し、口を診る歯科医院だからこそできる鼻呼吸指導の重要性が語られた。

 最後に登壇したメンタリストDaiGo氏は、人間関係をスムーズにする5つのノウハウを紹介。「これを仕事に活かすには、すぐに日常生活で使って練習すること」と述べ、聞き漏らすまいと熱心にメモを取る参加者が多く見受けられた。

 定員500名のところ、600名を超える応募があったという本企画。きたる9月4日(日)には、大阪国際交流センターでもメンバーを変えて行われる予定。