Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2007年12月2日

第4回歯水会発表会

約600名の参加者を集めて盛大に開催

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる12月2日(日)、アクロス福岡4F国際会議場にて、第4回歯水会発表会(安東俊夫会長)が、約600名の参加者を集めて盛大に開催された。本発表会は、「こ・だ・わ・り~臨床と経営の接点を探る~」と題するテーマで、シンポジウム形式で行われた。
 基調講演は、水上哲也氏(福岡県開業)により、「こだわり、運営、文献、教育…バランスのとれた歯科治療を検討する」との演題で行われた。氏は、歯科治療にかかすことのできない、治療レベルの向上・経営・教育などの項目と、「自身の臨床へのこだわり」をどうつき合わせていくべきかについて、自身の臨床経験を踏まえて解説を行い会場が沸いた。
 つづいて、発表会のテーマにそったシンポジウムが行われた。演題・演者は以下のとおり。
○シンポジウム1・情熱
「開業2年 考えるCR充填~審美への執念~」井上 優氏
「審美的CR修復の経済的側面」泥谷高博氏
○シンポジウム2・挑戦
「THE・初期治療」雑賀伸一氏
「歯周環境の改善…私のアプローチ」安東俊夫氏
○シンポジウム3・追求
「総義歯 苦手意識の克服を目指して」吉松繁人氏
「インプラントの予知性を探る~今、再考する時~」 林 美穂氏
(シンポジウムの演者は全員福岡県開業)
 どの講演も基調講演の内容にのっとり整理されており、また、しっかりとした診査・診断、治療技術をもったうえで、スタッフ・患者さんとの信頼関係、医院の環境、新しい機器・器材などにきちんと目を向けていこうという共通認識がうかがえた。そして、そのような医院全体の力が経営にも結びついていくとされた。
 最後に張 在光氏(福岡県開業)より、特別講演「24年の臨床を振り返って言えること~軽く、早く、長く」が行われ、シンポジウムが総括された。