2016年8月19日掲載
鹿児島大歯学部4年生の神園 藍さんが優勝
平成28年度SCRP日本代表選抜大会開催

本年度は初めての全国歯科大学・歯学部から29校すべてが参加し、当日午前より審査会場にて各大学を代表する学生が英語によるポスタープレゼンテーションを行った後、審査が行われ、その結果が表彰式にて発表された。以下、審査結果を示す。
優勝(基礎部門第1位):「Syk活性阻害は間葉系幹細胞の骨分化を促進し脂肪分化を抑制する」(神園 藍さん、鹿児島大歯学部4年生)
準優勝(臨床部門第1位):「Porphyromonas gingivalisの歯性感染は肝星細胞を活性化し非アルコール性脂肪性肝炎の病態を進行させる」(加藤みなみさん、広大歯学部6年生)
臨床部門第2位:「フッ素置換脂肪酸を用いた歯面の化学修飾による着色予防」(小村晃広さん、大歯大4年生)
基礎部門第2位:「腫瘍細胞における放射線照射後の細胞周期動態が放射線感受性に及ぼす影響」(小湊広美さん、医歯大6年生)
優勝し日本代表となった神園さんは、「優勝できたのは先生方の熱心な指導のおかげです。またSCRP大会に出たい一心で研究に打ち込みました」と受賞の喜びを語った。神園さんは、きたる10月20日(木)より米国コロラド州デンバーで開催されるアメリカ歯科医師会(ADA)年次大会に参加し、世界各国の代表とともに発表を行う予定である。