さる11月23日（金）、東京歯科大学血脇記念ホール（東京都）にて、高橋矯正研究会（同研究会主催、三浦不二夫会長）の45周年ならびに300回突破記念公開講演会が、約100名の参加者を集めて盛大に開催された。
　当日は、「矯正の歴史から」三浦不二夫氏（医歯大名誉教授）、「高橋矯正研究会とは」矢野由人氏（研究会前代表）による記念講演２題が冒頭に行われ、矯正の歴史が改めて紐解かれると同時に、同研究会のこれまでの歩みが示された。
　この2つの記念講演をもとにその後、4氏により6題の講演が行われた。とくに2題ずつ講演を行った「矯正治療の実際とその価値」中村道氏（研究会代表）、「包括臨床に活かすMTM」長澤信五氏（静岡県開業）が注目を集めた。

　なお、講演後には積極的な質疑応答が行われ、聴衆の関心の高さがうかがえる講演会となった。