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2007年11月23日

デンタルコンセプト21 2007年度例会

幅広いテーマのもと、中村社綱氏らが熱弁をふるう

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 さる11月23日(金)、東京コンファレンスセンター・品川にて、デンタルコンセプト21(三好敬三会長)2007年度例会が、参加者約150名以上を集め盛大に開催された。
 本会は、現・最高顧問である中村社綱氏(熊本県開業)のもと、「21世紀に向け、最良のインプラント治療を提供するための技術向上を目指した勉強会」として1995年に発足。現在は全国200名以上の臨床医を集め、年1回の大規模な例会をはじめとして、海外の著名な医師との交流や技術研修への参加など、広範な活動を展開している。
 本会では中村氏が、インプラント治療における予知性、チームアプローチといったテーマを中心に講演を行った。氏は、インプラントの失敗症例や偶発症、リスクファクターなどを提示・解説しながら、院内のチームアプローチが、インプラント治療を成功させ、予知性を高めるうえでいかに重要であるかを力説した。また、講演の最後には、グラフトレスコンセプトなど、自身が行っている最新の術式に言及し、インプラント治療への将来展望を述べた。
 また、講演の中段では、日常の診療において中村氏をサポートしている本田貴子氏(熊本県勤務・歯科衛生士)が登壇し、インプラント手術の術前、術中、術後においてアシスタントが留意すべき点、メインテナンスへの具体的な取り組み方などを詳説した。
 なお、翌日24日(土)に行われたインプラント実習コースも多くの参加者を集めるなど、昨年に引き続き、本例会は終始盛況となった