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2017年1月8日

第21回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー開催

「リスクファクターを再考する」をテーマに

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 さる1月8日(日)、虎ノ門ヒルズ(東京都)において、第21回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー(藤川謙次会長)が「リスクファクターを再考する」をテーマに盛大に開催された。

 JSAPDは、米国をはじめとした海外の歯科大学院を卒業した歯科医師が集う会であり、年初の公開セミナーは、世界から集まる最新の歯科情報を発信するとともに、相互の歯科臨床のレベルアップを図るための情報を公開する目的で開催され、会員以外でも参加可能となっている。新執行部になり初開催となった今回の演題、演者を以下に示す。

「全身的要因が歯周組織を破壊する」(藤川謙次氏、東京都開業)
「Stability―The Key」(池田和己氏、東京都開業)
「局所的要因が歯周組織を破壊する」(木村守宏氏、千葉県開業)
「"Begin with the End in Mind"」咬合によるリスクを予測する」(石部元朗氏、山梨県開業)
「カリエスにおけるリスクファクターとその諸問題」(大野純一氏、群馬県開業)
「審美領域へのインプラント治療のリスクファクターを再考する」(多保 学氏、埼玉県開業)
「根尖性歯周炎の治癒を妨げるリスク―辺縁漏洩―」(田中浩祐氏、東京都勤務)
「CAD/CAMオールセラミック修復におけるリスクファクター」(岡村光信氏、福岡県開業)

 いずれの演者も、歯科医療におけるさまざまな分野のリスクファクターについて、多くの文献に基づきながら解説し、示唆に富んだ発表を行った。その後、冨岡栄二氏(東京都開業)、松永興昌氏(福岡県開業)の座長のもと質疑応答が行われ、盛会裏に終了した。

 なお、次回の第22回公開セミナーは、きたる2018年1月7日(日)に同会場において開催予定。