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2017年2月11日

2017年OJミッドウィンターミーティング開催

15名の演者が多岐にわたるテーマのインプラント講演で競い合う

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 さる2月11日(土)、シェーンバッハ・サボー(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(三好敬三会長)が参加者約250名を集めて盛大に開催された。

 歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント医療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足した本会。今回のミーティングでは広範なテーマのもと、15題の会員発表が行われた。以下にその演者およびタイトルを示す。

・「Several materials of Implantology for efficient treatment」(高橋恵一朗氏、宮城県開業)
・「歯が残る時代の安全・確実なインプラント治療をめざして―抜歯後2ヵ月埋入の提案―」(佐藤憲治氏、神奈川県開業)
・「Three-dimensional Alveolar Anatomy of the Maxillary First Molar and Proposed Classification for Implant Placement」(松田博之氏、千葉県勤務)
・「Implant Loading;What we know, what we think we know, and what don’t know」(八木原淳史氏、茨城県開業)
・「Orthodontic implant site development using labial root torque」(丹野 努氏、栃木県開業)
・「上皮化結合組織を用いたインプラント周囲歯肉増生術―水平的な歯肉の厚みを獲得する必要性とその効果―」(小田師巳氏、大阪府開業)
・「上顎前歯部欠損症例―鼻腔底下ブロック骨移植を併用したGBR法」(山田陽子氏、東京都開業)
・「低侵襲な骨造成への取り組み―スプリットクレストを再考する―」(三串雄俊氏、東京都開業)
・「低侵襲治療、Immediate provisionalizationの優位性―臨床的工夫を含めて―」(前田 貢氏、東京都開業)
・「天然歯とインプラントの歯肉の調和を目指して」(町田真吾氏、東京都開業)
・「最新のインプラント上部構造デザインコンセプト―Lead to longevity―」(秋山和則氏、大阪府勤務)
・「角度付きスクリュー・チャネルアバットメントを用いたインプラント補綴症例とその有効性」(川端一裕氏、北海道開業)
・「インプラントオーバーデンチャーの有効活用を考える―超高齢社会を見据えた低侵襲治療の実際―」(相宮秀俊氏、愛知県開業)
・「Implant supported removable partial dentureの有用性に関するケースレポート」(根間大地氏、東京都勤務)
・「What does 「good health」 mean in terms of implantology?」(上野博司氏、東京都開業)

 各講演後には熱のこもったディスカッションが交わされた。満員の会場は終日盛り上がりをみせ、新体制となったOJの幸先の良い船出を印象づけた。

 なお、本ミーティングで選出される上位6名は、きたる7月29日(土)、30日(日)にベルサール飯田橋ファースト(東京都)で開催されるOJ年次ミーティングにおいて講演する予定である。