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2017年2月17日

デンツプライシロナ、「Digital Dental Solution Center-Tokyo」を開設

オープニングセレモニーと見学会を開催

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 さる2月17日(金)、東神ビルディング別館11号館(東京都)において、Digital Dental Solution Center-Tokyo(DDSC-Tokyo)オープニングセレモニー(デンツプライシロナ主催、北本優子代表取締役社長)が開催され、国内外から多数の同社関係者、および日本国内の著名なユーザーが参集した。DDSC-Tokyoは、近年のDigital Dentistryの進展を受け、同社の「シムプラントガイド」「アトランティスアバットメント」「アトランティススープラストラクチャー(旧称:ISUS)」、そして「Z冠」を1つの工場内で製作するために設立されたもの。とくに、DDSC-Tokyoは同所を含む世界4ヵ所の工場のうち、上記の4製品すべてを製作できる唯一の工場であるとのこと。

 冒頭、Lars Henrikson氏(Dentsply Implants社Group President)は挨拶の中で、「DDSC-Tokyoの設立は、当社の2010年代の出来事の中でもっとも大きなもののひとつ」「全米では、インプラント症例の30~50%にカスタムアバットメントが使用されている」「今後の5~10年間に、カスタムな上部構造の需要はますます拡大していく」「より短い納期、他社にない品質とサービスを提供したい」などと今後の抱負を述べた。また、小野田充利氏(デンツプライシロナ社取締役副社長)、Thomas Cole氏(Dentsply Sirona社Vice President, DIS Operations and Global Expansion)も相次いで祝辞を述べた。

 その後、参加者には工場見学ツアーが用意され、DDSC-Tokyoの開設にあわせて導入された最新の機材や、これまで日本各地や米国で稼働していた装置が1ヵ所に集結して稼働している様子、さらには日本人技術者による設計や最終仕上げ工程などを見学、より理解を深めていた。また、その後行われた説明会ではシムプラントガイドの納期が今後は6営業日から5営業日に短縮されること、また最近のトレンドとなっているアンギュレーテッドスクリューシステムの「ASA」、コーヌスクローネを製作できる「アトランティスコーヌスコンセプト」などの新製品のプレゼンテーションも行われた。