さる2月20日（月）、歯科医師会館において、日本歯科医学会第95回評議員会（住友雅人会長）が開催され、会場では第23回日本歯科医学会総会報告をはじめとする各種報告や議事、協議などが行われた。

　議事については、「第1号議案　専門分科会への加入に関する件」「第2号議案　日本歯科医学会規定の一部改正」「第3号議案　平成29年度日本歯科医学会事業計画」など全5議案が上程され、すべて可決された。その中で第1号議案では、評議員による記名投票が行われた結果、日本レーザー歯学会（渡辺　久理事長）と日本歯内療法学会（久木留廣明会長）の専門分科会の加入が承認された。また「第5号議案　日本歯科医学会役員（学会会長）選挙」では、立候補の届出者が住友現会長のみであるため無投票当選となり、3期目が確定した。住友会長は「独創性とスピード感をもって、その役目を果たしていきたい」と意気込みを語った。

　なお、会場では平成28年度日本歯科医学会会長賞授賞式が行われ、研究部門では井上美津子氏（昭和大歯学部客員教授）、永田俊彦氏（徳島大理事・副学長）、高田　隆氏（広大理事・副学長）、教育部門では千田　彰氏（愛院大歯学部教授）、神原正樹氏（大歯大名誉教授）、覚道健治氏（大歯大名誉教授）、地域歯科医療部門では池田雅彦氏（北海道歯科医師会会員）が表彰の栄に浴した。