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トピックス


2007年11月10日

日本ヘルスケア歯科研究会 ヘルスケアミーティング2007

「20歳までに歯科が責任をもつべきことは何か?」

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 さる11月10日(土)、11日(日)の2日間、三田NNホール(東京都)にて、「CAMLOG Tokyo Symposium 2007」(主催:株式会社アルタデント)が「最新のインプラント治療 臨床での実践」をテーマに、約300名(内訳:歯科医師170名、歯科衛生士80名、歯科技工士50名)の参加者を集め、盛大に開催された。
 1日目は、初めに渡邉文彦氏(日歯大新潟生命歯学部教授)が「今求められているインプラント治療」と題し、インプラントの歴史と現在のインプラント治療に対する期待について述べた。次に、Prof. Schmelzeisen(フライブルグ大学)が「垂直・水平的な骨造成に関する軟組織も含めた外科テクニック」と題し、サイナスリフト時のリペア方法などについて解説した。1日目の最後には、山本尚吾氏(Show Dental)が「長期的な機能と審美を達成させるためのプロセスとデザイン」と題し、インプラントの埋入位置・角度・深度の重要性について述べた。
 2日目は、初めに鈴木光雄氏(東京都開業)が「咬合診断とCERECを用いたリコンストラクション」と題し、プロビジョナルレストレーションでの力のコントロールなどについて述べた。次に、皆川 仁氏(東京都開業)が「上顎前歯部における超審美手法」と題し、補綴主導型のインプラント治療におけるソフトティッシュマネージメントを中心に、難易度別に症例を提示し、それぞれについて解説した。2日目の最後には、Dr. Axel Kirsch(ドイツ開業)が「最新のインプラントテクニック」と題し、抜歯窩温存のためのソケットプリザベーションやリカバリーケースに用いるプラットフォームスイッチングなどについて述べた。
 なお、本シンポジウムではデンタルハイジニストセッションが併催され、多くの聴衆を集め、好評を博した。