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2017年4月21日

株式会社モリタ、MR技術による歯科手術トレーニングシステム説明会を開催

世界初のシステムに多数の一般メディアが関心を示す

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 さる4月21日(金)、デンタルプラザ東京(東京都)において、株式会社モリタ(大阪府、森田晴夫代表取締役社長)およびソフトバンググループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(東京都、酒谷正人代表取締役社長)による世界初となる複合現実(MR)技術を活用した歯科手術トレーニングシステム(WK2 project)の一般メディア向け記者発表会が開催され、新聞や雑誌、テレビなどの報道関係者が数多く詰めかけた。

 森田晴夫氏による挨拶の後、本システムを監修した窪田 努氏(京都府開業)と芳本 岳氏(京都府勤務)によるプレゼンテーションをはじめ、インプラント治療と歯内療法によるデモンストレーションが行われ、報道関係者の関心を集めていた。

 その後の質疑応答において、森田氏は、さる3月にドイツ・ケルンで開催されたケルン国際デンタルショー(IDS)で発表した本システムについて(「ザ・クインテッセンス」2017年5月号の巻頭で掲載)、「2年後のIDSまでに製品化を目指したい」と意気込みを語った。

 デジタル化の進展によって、近年ではCTやマイクロスコープなどを使用することで実際の臨床現場ではますます「可視化」できるようになっている。今回のシステムによって「可触化」が追加されることで、さらなる安心・安全な歯科医療の時代が到来することが期待される。