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2017年4月23日

阪大・前田芳信教授、退職記念「シンポジウムおよび語ろう会」が盛大に開催

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 さる4月23日(日)、欠損補綴の研究・教育・臨床で著名な前田芳信氏が本年3月に大阪大学大学院歯学研究科を退職されたことを受けて、大阪国際会議場(大阪府)において、退職記念シンポジウム「欠損補綴:どうすれば拡大を防げるか」が、そしてその後、リーガロイヤルホテル(大阪府)において同退職記念「これからの欠損補綴について語ろう会」が300名近くの参加者を集めて盛大に開催された。

 シンポジウムでは、「どうすれば欠損の拡大を防げるか」を念頭に、それぞれパーシャルデンチャー、インプラント、オーバーデンチャーに精通する宮地建夫氏(歯科診療室新宿NS)、小宮山彌太郎氏(東京都開業)、前田氏より、講演が行われた。それぞれの視点から欠損拡大を防ぐ考え方やその実際が示され、会場が沸いた。その後、会場を移しての「これからの欠損補綴を語ろう会」では「大阪大学前田芳信教授 業績集」が配布され、和やかな雰囲気のなか、前田氏の功績に多くの参加者が感銘を受けるとともに、欠損補綴談議が各テーブルで交わされた。

 なお、これに先立ち、前日22日(土)には、大学・スタディグループ合同症例検討会「欠損補綴を考える」が開催された。前田氏による開会挨拶、趣旨説明の後、大学からは大阪大学、九州大学より、スタディグループからは熊本のKDM、新潟の新潟再生歯学研究会より、計6名の発表者による講演と活発なディスカッションが行われ、盛況であった。